治療室くるみの『通常の治療』について説明しています。
問診により、以下の中から患者さんに最適と思われる治療法を組み合わせて使っています。
基本的な考え方
悪いものを直接叩いたり排除するのではなく、私たちの身体にもともと備わっている回復力や治癒力をあと押しすることで、健康に導くという考え方です。
なるべく刺激は少なく、効果が出る方法を模索しています。
用いる治療法
1、鍼灸
髪の毛のような細い鍼と、ゴマのような小さいお灸を使います。
特定の臓腑のエネルギーの流れを反映する経絡(けいらく)という考え方に基づいて、気の流れや体液の流れを促し、治癒力を引き出していきます。
熱や鍼の物理的な刺激により、体液(血液やリンパ液)の循環を整え、痛みを出す物質を排除します。
経絡や内臓体表反射の考え方に基づき、痛い場所に触れずに治療することもあります。
2、手技療法
道具を使わず治療するソフトな療法です。
オステオパシー
痛みが出ない方向に身体を導き、筋膜や筋肉のこわばりを解放します。(PRT)
脳脊髄液の還流を通して、硬膜由来の痛みを軽減させ、深いリラックスを導きます。(頭蓋仙骨療法)
横隔膜や臓器独自の動きを整えることで、内臓を活性化させ、内臓由来の痛みを軽減させます。(内臓マニュピレーション)
AK
筋力のバランスを取ることにより、痛みやストレスに強い身体を作っていきます。
特定の臓器と対応した特定の筋肉の筋力テストを通して、問題の原因と治療ポイントを探っていきます。(例:腎臓–腸腰筋 筋骨格、リンパ、神経、硬膜、経絡、ストレスなどの反射点を筋力テストで調べることによって、何由来の原因なのか、どこが治療ポイントなのかをみつけ治療します)
その他
筋膜の癒着で起こる痛みや違和感を筋膜をリリースすることで取り除きます。(鍼を使うこともあります)
反射区の考え方で、痛い場所に触れずに遠隔でアプローチできます。(ツボや経絡と重なる部分もあります。AKにも反映されています)